童貞美学 I(石田)

— Saturday, November 20, 2010 at 11AM —

旧曳舟中学校

東京都墨田区文花1丁目

・10時40分 旧曳舟中学校集合 鳩の街出身の映画監督・吉田浩太氏による作品『ユリ子のアロマ』と『墨田区京島3丁目』を見たあと、映画について感想を言い合いながら、石田が「童貞美学」の視点から『ユリ子のアロマ』を解説します。 「死にゆく乙女」がさまざまな文学・メディアにおける「処女性(少女性)」という美学的・文学的価値を形成しているように、「童貞性」もひとつの美学的・文学的価値を形成している。例えば、小谷野敦『童貞小説集』(筑摩書房)では、「性の暗部に煩悶する青年」が「童貞性」という価値のありかたとして提示されている。これに対し本講座が考察しようと試みるのは、女性から見た美学的・文学的価値としての「童貞性」である。同じテキストを男性が読む場合と、女性が読む場合とでは、そこに生じる経験、およびそこで見いだされる美学的・文学的経験は異なっている。では女性から見た場合の「童貞性」とはいったい何か。本講座では講師と受講者とのディスカッションを通じて「童貞性」について考察する。